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イカめし、ラッキーピエロ、ミスド、ハセガワストア…無駄のない函館観光!(北海道&東日本パス4日目)

皆さんこんにちはかもめ(@kamomeNo3885)です。

北海道&東日本パスを使って東北旅行をしています。

本日は旅行の3日目。

青森駅前の東横インに泊っていますが、今日はここから青函連絡船に乗って函館に向かいたいと思います。

函館入りはフェリーで

さて今日は急遽予定を変更し行く予定ではなかったのですが函館に向かいます。

私が今使用している北海道&東日本パスは+6,000円程度出すことで北海道オプション券というものが購入できます。

これは有効期限は1日間だけですが新青森と新函館北斗の北海道新幹線が1往復、さらに北海道内の特急列車自由席も乗り放題になるというものです。

しかし、そうなると青森は朝早くに経って夜遅くに青森に帰ってくる行程になります。

しかも特急列車に乗り放題になるからと言って函館からどこか行きたい場所があるかといえばそうありません。

札幌とか行ってしまうと帰って来れなくなってしまいます。(函館-札幌4時間、往復8時間)

帰りは船内泊にすることで宿泊費を貸そうという魂胆もあるため、今回は往復フェリーで函館に向かいたいと思います。

航行時間は4時間ちょっとということなので睡眠不足になりそうですが仕方ない。頑張りますよ。

青森駅前
青森駅前

青森駅前の東横インに宿泊していたので、大急ぎで朝食を掻き込み青森駅前から出発するバスに乗ります。

バスの発車は7時10分。

ちょうど10分前に駅前のバス停に到着しバスに乗って発車を待ちます。

すると7時5分にバスは発車してしまいました。

車内に乗っていたので何の問題もないのですが、5分早発は結構やばい。

乗りたかった人が乗れてない可能性がありますからね。

 

と思いきやどうやらこのバスど平日と祝日で出発時間が5分違うようです。

7時10分と思い込んでいて実際の出発は7時5分だったので間に合えて良かったです。

10分発だからあと5分あるとのんびりしていたら置いてかれるとこでした。

この5分だけのタイムラグ何なんですかね。怖いのでできれば揃えて欲しい。。。

さてこのバスで青森県の新田というバス停で降ります。(新田から青森フェリーターミナルまでは徒歩10分程度です)

青函フェリー バス停(新田)

フェリーはタクシー会社と提携することで定額タクシーなるものを運行しているようですが、それでもやはり青森駅から青森フェリーターミナルまでは1,000円ちょっとしてしまうのでバスを選びました。

バスもちょうどいい時間に運行されています。

ちなみに青森駅から歩いて行けなくもないですが40分ほどかかるみたいです。

青函フェリーにて函館へ

今回乗るフェリーは青函フェリー。

帰りは津軽海峡フリーを予約しました。

 

この津軽海峡を往復するフェリーは青函フェリーと津軽海峡フェリー2社によって運行されているようです。

本州と北海道間の移動が飛行機や新幹線に代わって久しいですが、フェリーが2社で運行されているというのは結構需要があるのでしょうね。

半分以上はトラックによる物資輸送でしょうか。

8時10分。フェリーは定刻通り青森港を出発します。

函館は12時10分の到着予定ちょうど4時間の船旅です。

青函フェリーは物資輸送がメインのフェリー

さて青函フェリーと津軽海峡フェリーの乗り比べを往復で行うわけですが、青函フェリーの室内はこんな感じ。

青函フェリー
青函フェリー
青函フェリー
青函フェリー
青函フェリー
青函フェリー
青函フェリー
青函フェリー

部屋が区切ってあってみんな雑魚寝で4時間過ごすみたいです。

私も一番上の部屋を確保し甲板から海を見たりなどしていましたが、いかんせん暇なので2時間ぐらいをこのシートで寝て過ごしました。

これは青函フェリーと津軽海峡フェリー両方に乗った後に知った話ですが、どうやらこの青函フェリーはトラックによる物資輸送がメインのフェリーでついでに人を乗せてやるくらいのものだそうです。

どおりで安いわけだ。

 

反対に津軽海峡フェリーはしっかり人も乗せるし、トラックも載せるといった感じのフェリー。値段も倍半分程度違いました。

青函フェリー   2,200円
津軽海峡フェリー 4,170円(ビューシート利用)

函館に到着

函館駅
函館駅

函館港に12時10分到着。

函館港に着いたもののこれから函館市街に向かう交通手段について全く考えていませんでした。

阪九フェリーみたいに函館駅に向かう連絡バスみたいのがあれば良かったんですけどね。

なのでスマホアプリでタクシーおよび函館駅まで連れてってもらいました。

タクシー代は1,300円くらいでした。

 

函館に着いてからはすぐに森駅に向かい有名ないかめしを買おうと考えていました。

タクシーの中で時計とにらめっこしてしていると、どうやら12時35分の普通列車に間に合いそう。

急いできっぷを買い乗車します。

 

しかし、きっぷを買って列車に乗り込んだ後に気づきました。

今手に持っているきっぷは「北海道&東日本パス」。JR北海道とJR東日本の普通列車であれば乗り放題になるきっぷなのでわざわざ別できっぷを別で購入する必要はなかったのでした。

しまった!

切符の値段は1,130円。これはJR北海道への寄付としましょう。

絶景の森駅といかめし

駒ヶ岳とキハ40
駒ヶ岳とキハ40

森駅の跨線橋は今はもう数少なくなったキハ40と駒ヶ岳の並びが取れる有名な写真撮影スポットです。

いかめしもありますが、この写真も楽しみにやってきました。

 

駒ヶ岳は以前は富士山のような三角形の形をしていましたが、噴火によって山の上半分が吹き飛んでしまい、あのようなぺたんこの形になっています。

そして吹き込んだ山が麓にあった川をせき止め、そこにたくさんの島が浮かぶように見える沼ができています。これが大沼と小沼です。

以前、夏の北海道旅行をした際は大沼公園を訪れて駒ヶ岳を見ながら函館の焼き鳥弁当を食べ、大沼団子も食べるみたいなのんびりした旅行をしたものです。

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函館観光 五稜郭 旅行記
森駅舎
森駅舎

森駅の駅舎はこんな感じ。

特急停車駅とはいえ北海道の田舎にある駅です。

今は駅の中での駅弁販売はしてないようで、駅の真向かいにある商店で有名ないかめしを購入します。

阿部商店 いかめし
阿部商店のいかめし

ちょうど店内に入ってきたおばさんが遠くからやってきた親戚一同を見送るところだったようで

「このいかめしは私がご馳走するからぜひ列車の中で食べて!」

「これはここでしか買えないから」

「でもこの冷凍じゃないやつは本当に美味しい」

「ここにやってきたらこれ食べないと!」

と再三言っていました。

地元の人が激推しする名物というのは本当に美味しい名物ですよね。

フェリーでやってきて、そのまま何も食べずにここまでやってきたのでお腹がペコペコです。

待ちきれずに阿部商店の前のベンチでいただくことに。

森駅のいかめし
森駅のいかめし

これは本当に美味しい。

イカはかなり小ぶりでこれで880円。少し高い気がしなくもないですが、食べる価値のある弁当です。

最近はセブンイレブンでこの阿部商店のいかめしを模したおにぎりが発売されていましたね。

そのおにぎりは前に食べたことがあったのですが、確かに似たような味がしました。あのおにぎりも再現度高いですね。

時間いっぱい函館観光!

函館駅に戻ります。

帰りのフェリーは函館港を0時30分に出発します。

時間ギリギリまで観光してタクシーで港に向かっても良いのですが、そんなに遅くまですることはないので、道南いさりび鉄道の終電で近くの七重浜駅まで行って、そこから徒歩で函館港にアクセスすることにしましょう。

(※青森港フェリーターミナルは青函フェリーと津軽海峡フェリーで乗り場は一緒ですが、函館の場合乗り場が違うので注意が必要です)

(津軽海峡フェリーの函館フェリーターミナルは道南いさりび鉄道の七重浜駅から歩いて20分程度のところにあります)

七重浜に向かう終電は函館駅を21時46分に出発する列車。これに間に合えば良いので十分観光の時間はあります。

ミスタードーナツ

まずはミスタードーナツに向かいましょう

え?何で函館まで来てミスタードーナツ?って思ったでしょ?

割と最近は有名になってきましたが、函館のミスタードーナツは激安なのです。

味はどこでも一緒でしょうが、安くミスドが食べれるというだけで十分な観光になります。

やはり観光客が多いのでしょう。店内撮影禁止という張り紙がしてあったのでレシートの写真だけ。

インターネット上に転がっている写真はもっと安かったのですが、昨今の値上がりの影響でその写真ほどは安くないようです。

函館 ミスタードーナツ

ラッキーピエロ

函館に来たらこれを食べなくてはなりません。

ラッキーピエロのチャイニーズチキンバーガー。

と思ったのですがチャイニーズチキンバーガーは以前食べたことがあるので、店舗限定の焼きそばを食べてみましょう。

ラッキーピエロといえばハンバーガー屋のイメージですが、実は店舗によっては焼きそばやカツ丼、カレーまでも販売しています。

やってきたのはラッキーピエロマリーナ末広店。

実はこの時の函館は外は中国人観光客でごった返していたのですか、それでも十分収容できるほどの広い店内。

ラッキーピエロの店内ってこんなに広かったんですね初めて知りました。

ラッキーピエロマリーナ末広店
店内はかなり広いです

ちょうど夕暮れ時の時間でしたが店内は割と空いています。中国人観光客は外で夕日とともに自撮りに夢中です。

ラッキーピエロマリーナ末広店
ラッキーピエロマリーナ末広店

ラッキーなことに海沿いの席が空いていました。ここで注文したのはチャイニーズチキン焼きそば。

有名なチャイニーズチキンが上に乗っかった焼きそばです。

ラッキーピエロ チャイニーズチキン焼きそば
ラッキーピエロ チャイニーズチキン焼きそば

味はと言うとザ・王道の焼きそばと言った感じ。

特段美味しいという感じもないですが、本当に王道の焼きそばの味です。

チャイニーズチキンはジューシーでしっかり味がついており、これは特別に美味しい。

でもそう何回も食べれるものではないので、今度仮に函館に来ることがあったら冒険せずにチャイニーズチキンバーガーを注文しましょうかね。

八幡坂

八幡坂
八幡坂
八幡坂
八幡坂

函館といったら坂の街です。

函館山が近くにそびえているためそれに向かって坂が多数並んでいます。

その中でも最も有名なのが八幡坂と呼ばれるこの坂。函館の観光パンフレットには必ずと言っていいほどと出てきます。

この坂から望遠で向こうに浮かぶ摩周丸を撮影すると良い写真が撮れます。

ラッキーピエロのソフトクリーム

ラッキーピエロマリーナ末広店
ラッキーピエロのソフトクリームは美味い

函館山にのぼろうかなどうしようかななどと考えているともうこんな時間です。

歩き疲れたのでここで休憩。先ほどのラッキーピエロでソフトクリームだけ注文します。

ラッキーピエロマリーナ末広店は店内がとても広く、コーヒー1杯からでも座ってゆっくりすることができるので函館観光で疲れた時はおすすめの休憩スポットです。

そしてこのソフトクリームめちゃくちゃうまい。

バニラの濃厚な味が口いっぱいに広がります。実はこのソフトクリーム隠れた名作なのでは?

ラッキーピエロに来たら是非注文してみてください。

ハセガワストアの焼き鳥弁当

ハセガワストア 焼き鳥弁当

さて帰りの時間が近づいてきました。

函館で堪能しなければならないグルメがもう一つあります。

食べてばっかりの旅ですがその分歩き回っているので問題なし。

ハセガワストアの焼き鳥弁当です。

ハセガワストアというのは北海道で多く展開しているコンビニ「セイコーマート」の関連のコンビニで函館市内に多く展開しています。

函館の観光エリアに最も近いハセガワストアと言ったらこちら。

函館の赤レンガ群を歩いて抜けたところにあります。

ラッキーピエロとハセガワストアが隣同士で並んでいるというザ・函館といったコンビ。ここに来れば間違いありません。

ハセガワストアは店内で焼き鳥を焼いているという珍しいコンビニ。

先に注文を済ませてから20分ほど待ちました。店内が混んでいたのでこの時はかなり待ちましたね。

待っている間も地元の函館市民と思われる方が続々と入店し焼き鳥弁当を注文していました。さっきのいかめしもそうでしたが、地元の人に愛されるグルメって間違いないですよね。

ハセガワストア 焼き鳥
店内で焼き鳥を焼いています

フェリーターミナルでの待ち時間が2時間ほどあるのでそこで食べようと思ったのですが、やはり暖かいうちに食べたいというのと以前このタレのかかった焼き鳥弁当を大沼公園まで持って行き、タレがほとんど容器の外にこぼれてしまっていたという苦い経験があるので近くのベイエリアでまた海を眺めながら食べたいと思います。

津軽海峡フェリーで帰路に着く

さて帰りの時間がやってきました名残惜しいですが函館駅に向かいましょう。

まず乗車するのは道南いさりび鉄道の列車。これで2駅先の七重浜という駅まで向かいます。

東京はこの日の気温が36度だとかでニュースをやっていましたがこの日の函館の気温は22度。

少し肌寒いぐらいですが北海道の普通列車には冷房がついていません。なので皆さんこのように窓を開けて外の風感じることで涼しさを得ています。

首都圏の列車とかだと窓を開けると迷惑がられたりしますが、夏の北海道の列車は窓を開けることが常識。

こうやって夜風にあたりながら帰路に着く。寂しくもありますが至福のひとときです。

窓を上げて夜風に当たる

七重浜駅に到着。

津軽海峡フェリーの函館港ターミナルまで歩いて20分。夜の暗い道を歩き続けることになります。

津軽海峡フェリーのターミナルもこんな感じで綺麗です。この後はフェリーの出港までの2時間ほどをパソコン作業するなとして時間を潰しました。

津軽海峡フェリー函館ターミナル
津軽海峡フェリー函館ターミナル
津軽海峡フェリー函館ターミナル
津軽海峡フェリー函館ターミナル

津軽海峡フェリーは快適!

帰り道乗車するのは津軽海峡フェリー。行きは青函フェリーでした。

青函フェリーは荷物輸送が主体でついでに人を乗せているといった感じですが、津軽海峡フェリーは人の輸送が主体のようです。

運賃も倍半分くらい違いますが、やはり船内設備の綺麗さは段違い。

青函フェリーは雑魚寝の部屋が何区画かに分かれているだけでしたが、津軽海峡フェリーは部屋のグレードも4段階に分かれています。

一番下が青函フェリーのような雑魚寝の部屋ですが、今回は移動兼睡眠(宿泊)も兼ねておりしっかり寝たいため下から2番目のビューシートというのを取りました。

名前の通り座席が海に向かって設置されており、海の眺めを見ながら船の旅を楽しめるというコンセプトの座席ですが、夜の間は窓を開けてしまうと運転席に光が映り込んで航海に支障をきたすとかでブラインドを開けることは禁止されていました。

開けたところで真っ黒な暗闇が見えるだけですし、私は寝ることを目的にしているので問題ありません。

ビューシートは何と貸切でした。

このような座席がずらっと並んでおりブランケットも完備。

しかもこの座席しっかりとフルフラットになるので思いのほかぐっすりと寝ることができました。

津軽海峡フェリー ビューシート
津軽海峡フェリー ビューシート
津軽海峡フェリー ビューシート
津軽海峡フェリービューシート。このようにフルフラットにもなる。
津軽海峡フェリー
船内には自動販売機と電子レンジも完備
津軽海峡フェリー シャワー室
もちろんシャワー室も完備してあります(青函フェリーにもシャワー室はありました)

4時間ほどの航行で青森港に到着。

この後はまたアプリでタクシーを呼んで青森駅まで向かいました。

この日はまた青森駅から旅を再開したいと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

この日の行程。朝早くに青森を経ち、函館観光でした。
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