皆さんこんにちはかもめ(@kamomeNo3885)です。
今回は北海道&東日本パスを使って東北を旅行しています。今日は3日目。
今日は仙台から秋田に行く予定でしたが、大雨の影響で列車が不通。急遽予定を切り替えて青森に行くことにしました。
仙台発は6時44分。在来線でのんびり進み青森着は14時59分の予定です。
朝6時台の人通りのない仙台市街を歩いて仙台駅に向かいます。
仙台駅の駅舎何度見ても立派ですね。
北海道&東日本パスはIGR岩手銀河鉄道と青い森鉄道も対応!
今回使っている北海道&東日本パスというきっぷは青春18きっぷに似ているものです。
青春18きっぷ同様に特急や新幹線には乗車できませんが、普通快速列車が乗り放題です。
しかし7日間連続使用が条件であるという点は18きっぷと異なる点です。(その分7日間で11,300円とかなり安いです。18きっぷは5日間で12,500円)
また、もう1つ18きっぷと異なる点があります。
それは東北本線がJR東日本から経営分離された際に地元自治体が運営する第3セクターとなった岩手県内のIGR銀河鉄道と青森県内の青い森鉄道にも乗車できるということです。
青春18きっぷではこれらの鉄道会社はJRではありませんので乗ることができません。
しかし、北海道&東日本パスでは乗車できるというのは結構なメリットです。
東北本線に乗れないとなると岩手・青森入りの難易度はかなり上がりますからね。
ポケモントレイン
8時27分に一ノ関駅に到着。
ここではポケモントレインの広告がたくさんありました。
この一ノ関駅から気仙沼線という路線が分岐するのですが、このポケモントレインは気仙沼線を走る観光列車です。
外観も内装も真っ黄色な電車となっておりポケモン好きにはたまらない列車。しかし、これ言うならばポケモントレインというよりもピカチュウトレインですよね。。。
JR東日本「のってたのしい列車 ポータル」オフィシャルWebサイト。『POKÉMON with YOU トレイン』に関す…
一ノ関駅で30分ほど時間があるので駅前通りをうろうろしてみます。
駅前の様子はこんな感じ。いい感じの田舎町っていう感じですね。
駅舎に書いてある通り一ノ関駅から少し行ったところに世界遺産の平泉があります。一ノ関駅は平泉への玄関口になっています。
ここから引き続き盛岡行き普通列車に乗車。
やっと私が東北本線と聞いて思い浮かべるような紫色の列車がやってきました。
テレビやYouTubeなどでしか見たことない紫色の列車。やっと東北に来たんだなと実感する瞬間です。
盛岡でグルメを満喫
10時25分盛岡駅に時刻通り到着。
今日はネットカフェに宿泊していたし、朝も早かったので朝ごはんは何も食べていません。
かろうじてコンビニでプロテインバーを食べることができたのですが、それ以外は何も食べていないので空腹です。
ここまで空腹を我慢してやってきたのも理由があります。
盛岡といえば盛岡冷麺を食べなくてはなりません。
こちらがやってきた盛岡冷麺。
夜は焼肉屋さんとして営業している店が昼は冷麺を出しているようでこの1枚ペラッと乗った焼肉が最高に美味しかったです。
麺ももちもちシコシコでとても歯ごたえのある麺でした。暑い日は冷麺が美味しいですね。
そして盛岡駅でトライした食べ物のもう一つがこちら。
仙台で有名なずんだシェイクです。
盛岡駅にもお店があったのでずんだシェイク初挑戦。
口に合わなかったら良くないと思い小さい方のサイズにしましたが、それを伝えた瞬間店員さんが「え?お前小さい方でええの?」という顔をしたように見えました。
確かに駅ナカを歩いている人は持っているカップはみなさん大きい方のサイズのカップ。
一口飲んだ瞬間に後悔…
これめちゃくちゃ美味しい。
一口飲んだだけでなぜ大きい方のサイズにしなかったんだと後悔の念に駆られます。
なんせマツコデラックスがその場で4杯飲んだという話がきっかけで爆発的に人気が高まっている仙台のずんだシェイク。
これは確かにめちゃくちゃ美味しいので仙台や東北地方に行かれる際は是非飲んでみてください。
ちなみに東京駅と大阪駅でも買えます。
〇戸という地名は?
列車は渋民という駅に停車します。
この駅は石川啄木の出身地の駅です。
さらに二戸といういかにも青森といった名前の駅にも停車します。
二戸は新幹線の駅もある主要な駅ですがまだここはギリギリ岩手県なんですよね。
途中の目時(めとき)という駅から青森県に入ります。
なのでここでIGR銀河鉄道から青い森鉄道へ管轄が移管します。
ちなみに二戸駅の手前に一戸駅があり目時駅の次に三戸駅があります。
つまり岩手県側から一戸、二戸、三戸と続くような駅名になっています。
この「○戸」という地名は南部光行(なんぶみつゆき)という平安時代の武将がが糠部(ぬかのぶぐん)というこの辺の地域に9つの牧場を設けて、それを中心とした集落に一戸から九戸までの呼称を与えたことに由来しているそうです。
ちなみに、四戸だけ今は使われていないのだとか。
14時59分時刻通り列車は青森駅に到着しました。
ついにやってきました本州最北端の青森県。
とりあえず駅横の東横インを予約したので荷物を置いてのっけ丼でも食べに行きましょう。
東横インは久しぶりに泊まりましたがどこに行っても同じというのが逆に実家のような安心感をもたらします。
青森のっけ丼を食べる!
のっけ丼とはご飯をもらいそのどんぶり片手に市場の中をくるっと歩くことで自分の好きな食材をご飯の上に乗せていくスタイルのどんぶり。
この青森の魚市場が発祥とされています。
駅から歩いて10分ぐらいのところにあるので行ってみましょう。
市場というだけあって閉店は16時と少し早めなので急ぎます。
まずは受付でこちらの引換券を購入。
以前までは小さいサイズで1000円とか1枚円単位の購入もあったそうですが、今は2000円分の商品券これ1種類だけなのだそう。
とりあえず最初の一枚でご飯と交換します。
私が行った時は16時の閉店間際というだけあってあまり食材が残っていませんでした。
しかし十分楽しめます。
カワハギやネギトロ、サーモンなどとりあえず目についた美味しそうな食材をどんどん乗せていきます。
基本的にこの引換券1枚で切り身が2、3枚程度もらえるので結構豪勢に行けます。
明らかに具材の量に対してご飯の量が少ないです…
後から気づいたのですが券2枚分でご飯大盛りにもできたそう。そっちにしておけばよかったと後悔…
出来上がったどんぶりがこちら。
引換券の使い道に困ったので最後の1枚はお味噌汁と交換してもらいました。
こんな感じの飲食スペースがあるので市場の中で食べます。
リンゴ飲み比べ
青森と言ったら有名な自動販売機があります。
どこからどこまでもリンゴの自動販売機。
これはJR東日本の関連会社が運営するブランド「アキュアメイド」のリンゴジュースです。
どれも100%果汁が使用されており、180円と少々値段はしますが味は間違いありません。
よく見るとリンゴのブランドによって少しずつ味が違うそう。
とりあえず「つがる」というブランドのりんごジュースを購入。
さすが100%果汁というだけあって甘みが強くリンゴ感が感じられるジュースです。
飲み比べがしてみたくなったので続いて甘みが強いと書いていた「ふじ」も購入。
若干ですがこちらの方が確かに甘味が強いと感じました。でも相当集中して飲まないと違いが感じられないレベルです。
海峡連絡船「八甲田丸」
さて海の方に歩いて八甲田丸の見物です。
昔は青森駅まで列車できてそこから連絡橋を渡り、直接青函連絡フェリーに乗車。それで北海道に向かうというのが王道の北海道への到達手段でした。
その遺構を現在も見ることができます。
この青森駅のホームから続く連絡通路を通ることで直接八甲田丸に乗車することができるようになっていました。
青森駅ホームのところに改札機は設置されておらずキセル乗車になってしまうためこの連絡通路は現在は廃止されています。
しかし道路をまたぐ歩道橋としての役割はあるみたいです。
昔は船に乗ってこの津軽海峡を渡っていたわけですが、青森県側には今でもこの八甲田。函館側には摩周丸が保存展示してあります。
八甲田丸の船内は博物館になっていました。操縦室にも入れるようになっています。
八甲田丸前 津軽海峡・冬景色 歌碑
※音量注意 pic.twitter.com/Xemi8Xjt0Y— 箒木柘榴🪷ザキ (@redcomet396) November 3, 2018
味噌カレー牛乳ラーメン
八甲田丸の見物を2時間ぐらいかけてしたのはお腹を空かせるためでもあります。
明日の朝一番の船で私は函館に渡るため青森グルメを今のうちに堪能しておかなくてはなりません。
青森には味噌カレー牛乳ラーメンなるいかにもなB級グルメがあります。
それがこちら。
メニュー表には味噌ラーメン、カレー牛乳ラーメン、牛乳ラーメンなどたくさんの組み合わせがありました。
肝心の味ですが思ったよりカレー感が強いです。
もう一度食べたいかと言われると、うん…検討します…って言う感じ。
函館入りはフェリーで
さて明日は急遽予定を変更し行く予定ではなかったのですが函館に向かいます。
私が今使用している北海道&東日本パスは+6000円程度出すことで北海道オプション券というものが購入できます。
これは有効期限は1日間だけですが新青森と新函館北斗の北海道新幹線が1往復、さらに北海道内の特急列車自由席も乗り放題になるというものです。
しかしそうなると青森は朝早くに経って夜遅くに青森に帰ってくる行程になります。
しかも特急列車に乗り放題になるからと言って函館からどこか行きたい場所があるかといえばそうありません。
札幌とか言ってしまうと帰って来れなくなってしまいます。(函館-札幌4時間)
帰りは船内泊にすることで宿泊費を浮かそう魂胆もあるため今回は往復フェリーで函館に向かいたいと思います。
航行時間は4時間ちょっとなので睡眠不足になりそうですが仕方ない。頑張りますよ。