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【絶景の雪景色!】廃線間近?の大糸線に乗車!

このページを読むとわかること

・廃線間近?の大糸線に乗車

・大糸線北部はとんでもない豪雪地帯。雪の眺めが素晴らしい乗車になりました!

・塩尻駅の立ち食いそばと山賊焼きは食べるべし!

皆さんこんにちはかもめ(@Twitter)です。

昨日突然雪景色が見たくなって家を飛び出し東海道線と北陸本線を乗り継いでここ新潟県は日本海側の町糸魚川まで来ました。

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今日はここから絶景路線で有名な大糸線を乗り通して長野県の松本に至り、そこから少し南下して長野県塩尻にある駅前のホテルに宿泊する予定です。

この日の行程

絶景の大糸線を堪能

さて早速糸魚川駅から大糸線に乗車します。

大糸線は途中の南小谷駅までがJR西日本の管轄、南小谷駅から松本駅までがJR東日本の管轄になっています。

JR西日本区間はかなり収益状況の悪い路線であることが知られておりキハ120形で運行されています。

このキハ120形気動車は普通の気動車よりも車格が小さく乗車人数の極めて少ないローカル線で使用されている車両です。乗車人数が少ないため車両も小さくて、さらにバスと部品を共通化することによってコスト削減に努めています。JR西日本の努力の賜物といったところでしょうか。

大糸線に入るキハ120形気動車

さらにこのような赤字ローカル区間では線路の保線費用をケチるために極めて低速な運行がされることが知られています。ゆっくり走ることによって線路へのダメージを最小化し線路の保守整備による赤字を最小化しようという魂胆です。

鉄道にも関わらず信じられないような時速20㎞、30㎞と言った運行がなされます。

これは一般的に鉄道マニアからは「必殺徐行」と呼ばれています。

これは大糸線のみならず芸備線や福塩線などでも同じような運行形態が見られます。つまりキハ120が走っている路線は赤字であり、さらにとても遅いということがJR西日本のお家芸です。

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となるとキハ120といえば遅いというイメージがつきまとってしまうのですが、キハ120が遅いのは線路の保守整備費用をケチるためであり決して性能が悪いわけではありません。

このキハ120は関西本線や美祢線でも使用されているのですが、特に関西本線の柘植-亀山間では時速100km近い快走を見せてくれます。

さて早速この1両の可愛いディーゼル機関車キハ120形に乗車。

先日廃線の話題が出たことによって車内は鉄道マニアらしき人が私を含め多数に見受けられました。

糸魚川駅を出発した直後は雪こそあるもののまだ線路が見えるような状態。

しかし、ここから1つ山を越えるとすぐにこれです。早速大糸線が豪雪地帯の片鱗を見せつけてきます。

大糸線は海、川、山の景色がすべて楽しめる路線ですが、ここ糸魚川駅から南小谷駅までは川の景色と言えます。

南小谷からは日本海側に姫川という川が流れています。この川は長野オリンピックが開催されたことで有名な白馬付近に水源がある川で水質日本一に何度か輝いたことのある清流です。大糸線はこの清流に沿って南小谷駅まで進んでいきます。

あっという間に車窓は真っ白ですが脇を姫川の清流が流れておりまさに水墨画のような絶景を楽しむことができました。

さらに普段は遅い遅いと何かと馬鹿にされがちな必殺徐行ですが、このような絶景を前にしては遅いことがプラス評価になりそうです。

 

列車は北小谷駅に到着。この辺りから雪のレベルがもうワンランク上がったように感じます。

大糸線 雪 北小谷駅

 

下記の動画の木の枝に注目!

先ほどまでは木の枝に雪が積もっているということはなかったのですが、この辺からは木の枝一本一本が白く染まっています。かなり豪雪地帯に入って来ました。

 

 

さて列車は終点の南小谷駅に到着。南小谷駅は大糸線のちょうど中間に位置する駅。先述したようにここから先はJR東日本区間となるため乗り換えを強いられます。駅に到着した頃には一面は真っ白な銀世界。

南小谷駅
南小谷駅

ここから乗り換えて長野オリンピックが開かれたことで有名な白馬村に向かおうと思います。

ちなみにこの記事を書いているのは3月15日。この旅行からちょうど2週間後です。

少しずつ暖かくなってきたためこの付近の雪景色はどうなってるのだろうとツイッターで調べてみたところ融雪が進んできてそれが土砂崩れになっているようでした。

やはり雪の絶景というのもプラス面とマイナス面があるのですね。

白馬村の絶景スポットを紹介!

さて南小谷駅からは列車に乗り換えて白馬駅を目指します。

白馬駅といえば長野オリンピックが開催されたことで有名な白馬村に位置する駅です。

この白馬駅から歩いて15分程度のところに大出(おおいで)吊り橋という吊り橋があり、そこの付近の展望台から見渡す景色が絶景として知られています。

去年のゴールデンウィークに行きましたがそれはそれは素晴らしい絶景でした。

白馬 大出吊り橋
白馬村にある大出吊り橋(去年のGWに撮影)

ということで今回も雪の絶景を期待して行ってみたいと思います。

直前に雪用の防水靴を買いました。

靴が2足になって荷物が増えるため持って行くか行くまいかギリギリまで悩んだのですが、流石にここまで雪が降っていると持って行って正解でした。

駅前の交差点は完全に雪で埋まっておりどこが道路か交差点なのかも見分けがつかない様子です。
自転車だってこのありさま

このような道を15分程度をスタスタと歩いて行きます。

吊り橋のある所は大出公園といってちょっとした公園のようになっていますが、そこはコンクリートではなく芝生になっているため全く除雪がされておらず完全に想像の遥か上を行く豪雪地帯でした。

まさに白馬村の本気を見せつけられたといった感じです。

いつもは観光客でごった返す大出吊り橋完全に独り占め
大出吊り橋から川の方を見渡す。この先の山の斜面に展望台があります。

さすがにこんな降雪地帯を徒歩でかき分けていくような人はおらず周りは私一人だけでした。駅から歩いて15分程度はいえ遭難したかのような心細さに襲われます。

そしてここが展望台からの眺め。残念ながら山は見えませんでしたがこれはこれで雪化粧の皮と木々が美しいです。

大出公園の展望台からの眺め(2月下旬)。GWに撮った写真(下)を見ると2か月でこんなに変わるものかと四季の移り変わりを感じる。

白馬 大出吊り橋

 

さて白馬駅まで歩いて戻って来ました。

ここからさらに大糸線に乗車し長野県は松本方面を目指します。ちなみに先ほどの南小谷駅からJR東日本区間に入っているため列車の速度はかなり上がっています。

しかし途中雪の塊にぶつかってしまったとのことで10分程度の運転見合わせがありました。

信濃大町駅を過ぎたところから雪は急になくなってきます。

それもそのはずでグーグルマップを見るとわかりやすいのですが、松本から信濃大町駅付近までは松本近郊区間内といった感じで平野になっているのです。

グーグルマップでみると信濃大町駅付近までは肌色で記されており、そこまで山がちな地形ではないことがわかる。白馬は完全に緑で山の中と言った感じ。

ちなみに列車の路線名称は始点と終点の漢字を一つずつ組み合わせたものが多いです。姫路と新見を結ぶから姫新(きしん)線。紀伊の国と伊勢の国を結ぶから紀勢(きせい)本線など。

大糸線というのは実はこの信濃大町駅の「大」と糸魚川の「糸」を結んで作られた路線名称なのです。先述しているように大糸線は糸魚川駅から松本駅までを実質結ぶ路線なのですが、信濃大町駅のように途中の駅名が路線名称に組み込まれることはなかなか珍しいのではないでしょうか?

松本駅

列車は長野県第2の都市松本駅に到着。

松本は盆地にある駅で先ほどの白馬の豪雪が嘘だったかのように晴れ渡っています。

やはり白馬は雨が降りやすく松本は雨が降りにくい気候なのでしょうか。

実は1年前のゴールデンウィークに松本から白馬訪れた際も松本では快晴だったのに白馬で土砂降りの雨に降られてしまい散々な目にあったという過去があります。

松本は雨が少なく白馬は雨が多いこれは肝に銘じておこうと思います。

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姨捨駅の絶景を眺める!

私の購入した切符の経路は南アルプスをぐるっと一周するような経路なのでこの松本駅から中央本線を南下、塩尻、名古屋と経て関西に帰るような切符となっています。

しかしここで切符を追加購入し訪れてみたい場所があります。

それは松本駅から長野駅方面に北上したところにある姨捨(おばすて)駅です。

この姨捨駅は国鉄三大車窓のひとつとして知られており長野県の善光寺平が一望できる絶景駅として有名です。

国鉄三大車窓にはこの姨捨駅以外に根室本線の狩勝峠越え、肥薩線の矢岳越えがありますが、根室本線は廃止、肥薩線は災害によって不通になっているため2022年2月現在で見られる車窓は姨捨駅しかありません。

しかも篠ノ井線の松本-長野を結ぶ途中の駅であり割と列車本数も多いところに位置する駅ですので、日本で一番見に行きやすい三大車窓と言えるでしょう。是非長野県を観光する際は訪れていただきたい場所です。

日本三大車窓 姨捨駅
日本三大車窓 姨捨駅(冬の景色)
日本三大車窓 姨捨駅
夏の景色。実はここも去年の夏に訪れたのでした。

ちなみに姨捨駅はスイッチバック駅として有名です。

あまりに勾配が急なため進行方向を入れ替えるスイッチバックをすることでしかこの勾配を越えて行けないのです。

長野県は県全体が標高の高いところ。以前、長野駅始点で日本一標高の高い駅「野辺山駅」までのグラフを作ってみましたが、稲荷山駅から姨捨駅までは9km足らずで200mも登らなくてはなりません。

長野県 標高 グラフ
長野県の標高がどれだけ高いかわかる(小淵沢駅くらいからは山梨県に入っているが)

塩尻駅の日本一狭いそば屋は名店だ!

さて今日のホテルは塩尻駅前のホテル中村屋という所に宿泊することにしています。

このホテル塩尻駅前という絶妙な立地にある割にはとても安く助かっています。

塩尻というのは先ほどの姨捨駅からもう一度引き返して松本方面に戻ったところのさらにに南部にある駅です。要するに長野県の中でもかなり岐阜県側に位置する駅。

塩尻駅は中央線に位置する駅ですがJR東日本が管轄する中央東線とJR東海が管轄する中央西線のちょうど境界にある駅となっています。

中央東線と中央西線をまたいで運行する列車は定期列車では設定されておらずこの2つの中央線を跨ぐ場合はスイッチバックが必要な構造になっています(たぶんそうだったはず)。

塩尻駅周辺の路線図。左から中央西線(名古屋方面に向かう)と右から中央東線(新宿方面に向かう)が合流する駅。

 

と列車と駅のウンチクはこの辺にして塩尻駅で是非食べていただきたい名物があります。それは日本一狭いと言われているそば屋のそばです。

塩尻駅は長野県に位置する駅ですが長野県といえば信州そば。そしてこの塩尻駅にはエレベーターの設置工事をした関係で日本で一番狭いと言われているそば屋が併設してあります。

しかし中身はちゃんとした信州そばで立ち食いそば屋の中では日本で一番美味しいお店だと思っています。

お店の名前は桔梗。ここで塩尻名物の山賊焼きを乗せた山賊そばが食べたかったのですがあいにく売り切れ。ということでこの日は鹿肉蕎麦を食べる事にしました。

塩尻駅 そば 桔梗
鹿肉そば。これも格別に美味かった!
塩尻駅 そば 桔梗
去年の夏に食べた山賊そば。山賊がお椀を塞いでおりカロリーがハンパなさそうだがこれが食べたかった…

塩尻名物の山賊焼きを食べる!

ホテルに荷物を置いてしばらくゴロゴロ。

夜になったので今度こそ山賊焼きにリベンジしたいと思います。近くの店を調べてみるとさすが山賊焼き発祥の地だけあって山賊焼きを提供するお店は山ほどありました。

しかしその中でも一際有名だったのが元祖山賊という居酒屋さん。なんとホテルの目の前ではありませんか!

しかもこの元祖山賊名前の通り山賊焼き発祥の店らしいです。

ネットの情報ですがかれこれ5、60年前にこの居酒屋さんの店主がこの料理を発明したとか。そしてこの店主の顔が山賊みたいに強面だったことから山賊焼きと名付けられたとか、山賊は人から物を取り上げる(鶏揚げる)から山賊焼きになったとかダジャレネーミングの説もありました。

私はお酒は飲まないので一人で居酒屋などは入ったことがないのですが、意を決して入店!

サイズは普通、大、特大とありましたが、ここは怖いもの見たさで特大を注文します。(そんなにお腹減ってなかったけど…)

元祖山賊 山賊焼き
これが元祖の山賊焼きです!とんでもないデカさです…

元祖山賊 山賊焼き

 

以前塩尻駅のしたの「ほっとしてざわ」というお店で山賊焼きを食べたことがありましたが、その店とはサクサク感が全く異なり全く別の料理といった感じでした。

ほっとしてざわの方は山賊焼きというよりも竜田揚げに近い感じで万人受けを目指して改良された料理なのでしょうね。

というわけでここの山賊焼きは結構人を選びそうな感じがしました。しかし私の舌にはドストライク。これだけのボリュームがあるのにそんなに脂っこくもなくペロリと平らげてしまいました。

ほっとしてざわの山賊焼き
ほっとしてざわの山賊焼き
ほっとしてざわの山賊焼き
ほっとしてざわの山賊焼き

 

さて、今日はここ塩尻駅にて旅は終了。

明日は塩尻駅から中央西線を南下。中山道の宿場町である奈良井宿や妻籠宿を訪れたいと計画しています。

これらの場所も去年のGWに訪れたのですが雪景色が見たいと思い訪れてみることにしました。雪が残ってるといいですがどうなるでしょうか。

それではここまで読んでいただきありがとうございました。

 

1日目の様子はこちら

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この旅行は日本アルプスをぐるっと一周するような一筆書き切符と連続乗車券を使って行なっています。このようにするとかなり運賃が安くなるので興味がある方はこちらの記事をご覧ください。

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