皆さん、こんにちはかもめ(@kamome_No3885)です。
今日は真冬の北海道旅行2日目の様子をお届けします。
今日は12月31日、大晦日です。
昨日は札幌駅から幾寅駅に寄り道しつつ、ここ釧路までやってきました。
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釧路では釧路川近くの「ラビスタ釧路川」に泊まったのですが、温泉、サウナ付き、しかも朝食バイキングがとても美味しかったのでオススメです。
露天風呂もあり、サウナに入った後に外気温-5度で外気浴するのは、ぶっ飛んでましたね(笑)
ラビスタといえば観光地に多いドーミーイン系列のホテルでどこも値段が高いのですが、なぜか釧路だけ安いんですよね…
本日の予定はこのようになっています。
発駅 | 発時刻 | 着駅 | 着時刻 | |
釧路駅前 | 1025 | 鶴見台 | 1121 | 阿寒バス |
鶴見台 | 1209 | 釧路駅前 | 1310 | 阿寒バス |
釧路 | 1325 | 根室 | 1557 | JR |
鶴居村でタンチョウ鶴を見た後、絶景の花咲線に乗っていく予定です。
釧路駅前から鶴の居る村「鶴居村」へ
釧路駅前のバスターミナルから10時25分に鶴見台行きのバスが出ています。
鶴見台とは鶴居村にある鶴が多く見られることで有名なスポットです。
前回夏に釧路湿原や釧網本線の茅沼駅(下車はしてない)に行ってみましたが、タンチョウ鶴を見ることができなかったのでリベンジです。
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釧路駅から1時間ほどで鶴見台に到着。
鶴見台は「台」とは言うものの、タンチョウがたくさんくる広場のようなところで、その広場にいるタンチョウを周囲から眺めることができます。
広場内は立ち入り禁止。野生版の動物園みたいな感じです。
鶴見台のすぐ隣にバス停があるので、大きなスーツケースをガラガラ引きながらでも簡単にアクセスすることができました。
さて、鶴はいるかな?
相手は自然、野生動物ですから、1匹でも見れたら幸運です。
と思っていたのですが、めっちゃおるやん…
ありがたみがなくなるくらいめっちゃおる…
びっくりしました。
そして、定期的に4匹くらいのグループを作って釧路湿原の方に飛び立っていきますが、すぐにまた4匹ほど到着します。
まさに、タンチョウが発着する空港のような感じ。
そういえば、釧路の空港の名前は「釧路タンチョウ空港」でしたね。
こっちはリアル釧路タンチョウ空港です。
余談ですが、最近Peachが関空から釧路空港までの便を就航させたので釧路までの精神的な距離はかなり近くなりました。
1時間程度の滞在時間しか用意できず、1時間の間に1匹でも見れたらラッキー!くらいのつもりで来たのですが、見飽きるほど見ました。
いや、訂正。
タンチョウはいくら見ても見飽きないくらいカッコよくて美しかったです。できるなら後3時間くらいいたかった…
まあ、明後日も茅沼駅でタンチョウを見る時間を3時間取っているので、その時を楽しみに、名残惜しいですが、釧路駅に戻りましょう。
日本離れした絶景「花咲線」に乗車
釧路からは2つの路線が伸びています。
一つは網走方面に抜ける釧網本線。
この路線は途中釧路湿原の南端を縫うように駆け抜け、山を越えたから思えばオホーツク沿岸を走る絶景路線として有名です。
車窓からは数々の野生動物が観察でき、冬ならオホーツクの流氷も楽しめます。
もう一つの路線が花咲線。
これは本土最北の地「根室」に向かう路線です。
根室本線と言う路線が滝川から根室まで伸びていますが、釧路-根室間は「花咲線」という愛称が付けられているのです。
この路線も途中で別寒辺牛(べかんべうし)湿原と言う湿原を通りますが、釧路湿原の釧網本線が南端に沿って走るのに対し、この花咲線は別寒辺牛湿原のど真ん中を突っ切ります。
この景色が日本離れしているとして、多くの観光客が訪れています。
さて、私が今から乗るのもこの花咲線。
花咲線は列車本数が少ないのに加え、人気のある路線ですから車内は大抵混んでいます。
しかし、車内で着席してはいけません!
ここから先はたくさんの絶景や野生動物が迎えてくれる区間。ぜひ運転席の後ろに陣取って前からの景色を見たいものです。
釧路駅を出発した列車は東釧路駅、武佐駅に停車して行きますが、ここまでは釧路の街の中といった感じの車窓です。
花咲線の本番は武佐駅を出発してから。
グーグルマップでも武佐駅からは急に緑のゾーンに入っていきます。
この辺からは木々の中を分け入って走るような車窓になり、外を見ると大型の鳥類やエゾシカなどを多数見ることができます。
また釧路川の支流でしょうか?木々の中を縫うように走る小さな小川も多数見れます。
釧路駅から根室駅までの根室本線(愛称:花咲線)は二時間半も要する長い路線です。
しかも距離は135kmもあります。
私を含め多くの旅行者が釧路駅まで来たら根室はもうすぐそこだ、というようなイメージでしょうが、実は釧路と根室は東京都を横断するぐらい離れているのです。
花咲線の車窓のピークは?
花咲線には特急列車は運行されていませんから、根室まで行こうとすると必ず二時間半かかることになります。
しかも列車本数が少なくその割に先述した理由で車内は混みます。
釧路根室間の花咲線は必ず乗るべき路線ですが、ずっと立っていくには結構しんどい路線でもあります。しかし、ここは我慢して立っていただきたいところです。
もしどうしても2時間半立ちっぱなしがしんどいなら見どころ区間だけを紹介します。
厚岸駅-茶内駅間
釧路から乗った場合は厚岸駅を出発したらすぐのところがまず見所です。
ここは先ほど紹介したい別寒辺牛湿原の中を横断するところ。
両脇に湿原特有のびちょびちょしたような原っぱを見ながら列車は進んでいきます。
エゾシカはもちろんキタキツネ運が良ければタンチョウ鶴なども見れます。また最もレアな生物はオジロワシだそうです。
厚岸は花咲線の中で唯一といっていいほど街らしい街です。
ここでは多くの乗降があります。
乗客の動きに紛れて運転席後ろや後面のデッキのスペースを確保すると良いでしょう。
そうそう、北海道の列車には暖房の効きを良くするために普通列車でもデッキスペースが設けられていることが多いです。
デッキのスペースは普通は特急列車のしかないのですが二重窓の構造にするために普通列車でも運転席後ろにスペースが設けられています。
このスペースが確保できると前面展望含め左右の車窓が両方楽しめるのでおすすめです。
また厚岸駅は駅前に氏家待合所という駅弁の販売店があり、牡蠣飯弁当が有名。
厚岸駅からすぐのところにある厚岸湖はかつて「牡蠣沼」と言われたぐらいの牡蠣の名産でそこの牡蠣飯弁当が有名なのです。
私もいつか食べてみたいのですが、なんせ花咲線の列車本数が少ないのでなかなか食べることができません。
とはいえ東京や大阪などでよく開催されている駅弁フェアにたまに出品されているそうです。
落石海岸(別当賀駅-落石駅)
次の見所ポイントは落石駅に停車する前の車窓です。
釧路から乗車した場合は落石駅停車前に後ろの車窓を見ると落石海岸の絶景を見ることができます。
ここは山が海岸のぎりぎりまで迫った日本離れした絶景を見ることができます。
根室は日が短い!
さて列車は午後4時前に根室駅に到着しました。
花咲線に乗っているときから思っていたのですが、根室は非常に雪の少ないところです。
釧路ではそこそこ雪があったのですが、根室に近づくにつれて雪はほとんどなくなってしまいまいした。
あとで調べると釧路も根室も太平洋側なので、基本的に雪は少ないそうです。
この日の根室の日の入りは確か4時3分だったと思います。
まだ午後4時にも関わらず辺りは真っ暗になってしまいました。
今日は根室駅前のホテルを取っているのですが、ホテルに行く前に根室駅前のスーパーで年越しそばなどを買います。
ホテルに向かう途中真っ暗になってしまったので、駅前を散策するのはやめてさっさとホテルに帰ってゆっくりしようと思って、時刻をみた時にまだ午後4時半だったので非常にびっくりしました。
民宿やゲストハウスが多い根室でおそらく一番格の高いホテルかと思います。1階には食堂があり根室名物エスカロップを提供していましたが食べ損ねてしまいました。残念…
明日は朝8時に根室駅前を出発するバスに乗って本土最東端の納沙布岬に向かう予定でした。
しかしホテルにチェックインしてみると臨時バス初日の出号が運行されるみたいです。これは良いとばかりに明日は朝早くに頑張って起きて納沙布岬に初日の出を見に行きたいと思います。
皆さん、おはようございます。かもめ(@kamome_No3885)です。 そしてあけましておめでとうございます。 本日は2023年1月1日です。 私は今、お正月休みを利用して本土最東端の町、根室にいます。 この日の予[…]