こんにちは、かもめ(@kamomeNo3885)です。
今日は青春18きっぷを使った南紀和歌山の旅2日目です。
1日目の模様はこちらからご覧ください。
昨日は大阪駅から出発しここ紀伊田辺駅に行ってきました。そういうわけで2日目は紀伊田辺駅前のホテルから出発です。
本日の宿泊地の予定は紀伊勝浦駅。
紀伊勝浦駅に行く前に白浜で白い砂浜を眺めたり太地町でイルカを食したりしたいと思います。
はい、出発。
台風のなか白浜に向かう!
実はこの旅行に出発する前から台風9号が本州方面に接近中であることが分かっていました。そのため旅行の出発日をずらすをかと思ったのですが、台風が直撃した場合もホテルでゆっくりしたりして過ごせばいいかと楽観的に考え、この旅程で強行突破したのでした。
そして今日の紀伊田辺駅前のホテルの出発は朝8時。6時頃に起床してみると外は大荒れです。雨は降っていないようですが風がものすごいです。
朝8時に田辺駅に向かいます。幸い私が乗車予定であった列車は運休することなく通常通り運転しているようです。この列車に乗りまずは白浜駅を目指します。
白良浜の白い砂浜と青い海一度は見てみたかったんですよね。しかし、このような大荒れの天気ではあまり期待できないかもしれません。でも太平洋の荒々しい海と白い砂浜というのもまたそれは見てみたいと思うものです。
白浜駅前の一つ手前朝来(あっそ)駅にて長時間停車がありました。反対列車が強風の影響で遅れていたようです。この先の旅程に暗雲が立ち込めます。
15分から20分ほど遅れましたが列車は白浜駅に到着。白浜駅前からバスに乗車し白良浜を目指します。
そしてこの日台風接近中のこの日の白良浜の様子はこちら。
波が高く波と砂がぶつかった水しぶきが霧となってさらに台風の強風に乗って周囲を濡らしていました。当然、私のメガネもビショビショです。
こういうのを想像してたのに思ってたんと違う…まあ、あらかじめわかっていたことですが
当然お盆の夏の真っ盛りでしたが海水浴客は皆無。にもかかわらず、ライフセーバーのお兄さんたちが浜辺で準備運動していました。彼らは何を守るつもりなんでしょうか…
白良浜では1時間半程度見物の時間をとっていましたが、風も強く時間を持て余したので近くのカフェで少し時間起きてから白浜駅の方に帰ろうと思います。
白良浜のすぐ隣にあるこのカフェはすごく雰囲気も良く頂いたエスプレッソもとても美味しかったです。
白浜駅から太地駅に向かうつもりが…
さて白良浜バス停からバスに乗車し白浜駅に戻ります。
そこでとんでもない事実が発覚しました。
どうやら今日は紀伊半島は台風の影響で特急くろしお号はすべて夕方まで運休。
さらに私の乗車予定だった普通列車新宮行きも行き先を周参見駅に変えて運行するとのことです。
私の予定では次の降車地は太地駅。
しかし、行き先が周参見止まりであれば太地駅まで到達することはできません。
周参見駅は一応特急の停車駅ですが、駅前にはなんにもない田舎の駅といった感じ。周参見駅で彷徨うならば白浜駅で時間を潰した方が良い考えこの列車に乗車することはやめました。
ちなみに次の新宮行きの列車は3時間後です。
先を急ぐために特急列車があれば特急列車に課金しても良かったのですが、前述したように今日は夕方まで特急くろしお号が運休の予定です。そのため新宮方面に向かうにはやはり普通列車に乗るしかありません。
つまり、少なくとも3時間は新宮方面に進めず足止めを食らうことになりました。残念ですが台風の日程を強行に進めた私に非があるので仕方がありません。
それに台風の影響で列車が運休することがあるというのは出発する前から想定の範囲内でしたので問題ありません。
白浜から紀伊田辺に引き返す
数十分に逆方向の紀伊田辺駅の列車が来ることがわかりました。
確か紀伊田辺駅の駅前にはコワーキングスペースがありました。そこでしばらく仕事でもしながら時間を出して3時間後の新宮行きに乗りたいと思います。3時間後の新宮行きも運休になったら大変ですが。。。
というわけで白浜駅から本来進む方向とは逆方向に進み紀伊田辺駅に戻ります。
そして紀伊田辺駅前のコワーキングスペースにチェックイン。使っているのは私一人だけでとても快適に過ごすことができました。
3時間後。
運休になっていないことを祈りながら聞い紀伊田辺駅に向かいます。
よかった。乗車予定の列車は問題なく運行をしてくれるようです。
3時間遅れになりましたがこの列車で太地駅を目指します。
和歌山県の太地町はイルカ漁で有名な所。駅から歩いて10分ほどのところにある「道の駅たいじ」ではイルカ料理やクジラ料理を食べることができるのでそれを楽しみにしています。
途中本州最南端の土地である串本町を通ります。
また紀勢本線は和歌山県の紀伊半島を太平洋沿いに走る路線というで景色も素晴らしい路線です。
通常であれば青い海青い空といった絶景が眺められると思うのですが、今回は台風で大荒れの海を車内からお気楽にのんびり眺めることができました。これはこれで良い景色です。
太地駅に到着
さて、列車は2時間程度で太地駅に到着。
太地駅は先ほど書いたようにイルカやクジラ漁で有名な町「太地町」にある駅です。そのため駅の壁や郵便ポストまでがクジラをあしらったものでした。
さて、ここから徒歩10分ほどのところにある道の駅たいじを目指します。道の駅たいじではイルカを使った料理やクジラを使った料理が食べられることで有名です。
しかし、なんと道の駅のフードコートは午後2時までの営業とのことでした。
私がこの日道の駅に着いたのは午後4時ほど。台風による予定の変更がなければ14時には軽々間に合っていた予定でしたがこればっかりは仕方がありません。私のリサーチ不足ということもあります。
道の駅たいじのフードコートが閉まっていると事前に知っていたら太地駅で降りなかったかもしれません。
しかし、道の駅自体はオープンしていたので仕方なくサメの干物とクジラの和え物買って帰ります。
サメは何だか味が薄いといった印象でした。サバやアジのような旨味もなくかなり淡白な味でした。
今日の宿泊地のある「紀伊勝浦駅」へ
さて、再度普通列車に乗り太地駅から紀伊勝浦駅を目指します。太地駅から紀伊勝浦駅まではわずか10分足らずで到着します。
ここ和歌山県の勝浦町は日本で最もマグロが取れる地域であり、至る所にマグロを押した飲食店やお土産屋さんがあります。
宿泊地を紀伊勝浦駅に選んだ理由は2つあります。
1つはユーチューバースーツさんが何度もおすすめしていた二代目というお店でめはり寿司マグロを食べること。
もう1つはまたユーチューバーのスーツさんがオススメしていたとても安い民宿があることです。民宿こいでさんといいます。
先に民宿にチェックインして荷物を置いてから二代目に行こうとしたのですか、思いの外民宿とこの二代目さんの距離が離れており、さらに二代目さんの店の前を通りかかっ時に閉店間際の営業時間だったため先に食べてから民宿にチェックインすることにしました。
こちらが二代目で最も有名な二代目定食。
めはり寿司、串カツ、マグロの刺身、マグロ丼など色々ついて1500円はかなり安いと思います。マグロの味も見張り寿司の味も間違いなく美味しかったです。
私は食べている間も電話がひっきりなしになり続け、地元の方が次々店内に入ってきてテイクアウトされていたので地元からも愛されている名店なのでしょう。
さてここから歩いて15分ほどのところにある民宿こいでさんにチェックインします。
民宿小出さんは非対面でチェックインできるようなシステムを導入しており、まず建物に入る際にチェックインのメールに書かれている番号でチェックインします。
さらに各客室にも暗証番号入力式の鍵が取り付けてあっここにもメールに書かれている番号でチェックインする方式となっています。様々なホテルや旅館に泊まりましたがこのような仕組みは初めて見たもので、田舎の漁師町にある民宿としてはとても綺麗で最先端な民宿だと思いました。
今回泊まる部屋は4.5畳のこちらの部屋。トイレ洗面所も客室内に付いておりこれで3300円です。非常に安い!
シャワーお風呂は共用ですが、どちらもとてもきれいに保たれていて過ごしやすい民宿でした。
その反面本当にチェックインからチェックアウトまで宿の人と顔を合わせないまま終わってしまうので、田舎の民宿特有のその宿の人との交流を楽しみたいような人には向いてないかもしれません。
ちなみに宿の方は民宿亀の井というもう少し歩いて100mくらいところにある場所に勤務されています。
私が今回泊まった民宿こいでは素泊まり限定のようですが民宿亀の井はマグロが食べられる民宿という事で売り出しているようです。そのため食事つきのプランが良い場合は亀の井に予約すると良いでしょう。
那智勝浦町に泊まるなら紀伊勝浦駅から徒歩5分の「民宿 亀の井」へ。生まぐろ日本一の勝浦港で厳選した天然まぐろのみを使った…
チェックインした後はまだ外が少し明るかったので紀伊勝浦の漁港周辺を散歩してみます。紀伊勝浦駅は歩いて500M位の所にすぐ旅行がある海沿いの駅です。
民宿に戻ってかこれもまた道の駅たいじで購入したクジラの胡麻和えを食べて寝ることにします。クジラはやはり淡白な味で勝つか見応えがある少し固めの肉でとても美味しかったです。
さて青春18きっぷで回る南紀の旅2日目はこれにて終了。
明日は朝一で紀伊勝浦駅前を出発するバスで乗車し那智の滝がある熊野本宮大社を見物に行きます。さらにその後新宮駅近くの雲の浜大社も見物に行き東天新宮駅からは普通列車に永遠乗り続け紀伊半島一周宿泊地は名古屋となる予定です。
それでは是非明日の記事もご覧ください。読んでいただきありがとうございました。