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鉄道成分満載な東京観光!電車好きな子供連れにもオススメ!

皆さんこんにちはかもめ(@kamomeNo3885)です。

おととい青春18きっぷを使って神戸の自宅を飛び出し、2日かけてここ神奈川県は川崎駅まで来ました。

本日からは2日かけて東京にある鉄道スポットをいくつか訪れたいと思います。

旧新橋停車場 子供おすすめ度 ★

まず訪れるのは新橋駅近くにある旧新橋停車場。

あまりお子さんにオススメできるような場所ではありませんが、歴史好きや鉄道好きの方にはぜひ一度訪れていただきたい場所です。(ブラタモリが好きな方なら絶対ハマります!)

日本の鉄道の開業が新橋駅から横浜駅が最初だったということを知っている方は多いのではないでしょうか。あの鉄道唱歌も一番も「汽笛一声新橋を」から始まることは有名ですね。

ちなみに今年2022年は鉄道開業150周年にあたる年です。

今でこそ立派な新橋駅がそびえていますが、実は昔もっと広大な敷地を有する新橋停車場というところがここにあったのです。

このように案内看板にも書いてあります。

旧新橋停車場
このようにオフィスなどが入るビルの一角に旧新橋停車場がある

実は昔この旧新橋停車場は貨物列車運搬の基地であり何トンもの荷物がこの新橋に集まっていたとのことです。

しかし、国鉄の運営が悪化するにつれてこの新橋の一等地にこのような広大な敷地を持っておくのはもったいない、売り払って商業施設にするなどしてお金を稼いだ方が良い。という判断に至り今では商業施設やオフィスなどになっています。

しかしながら、ちょうど売ったのがバブル崩壊直後だったということもあり、ほぼタダ同然の低い価格で売り出されてしまったそうです…ここは当時は汐留駅と呼ばれていました。

ところでこの新橋駅周辺にはその当時の名残をいくつか見ることができます。

近くの国道に並行するようにゆりかもめが走っていますが、このゆりかもめの左右で新しい建物と古い建物がくっきり分かれているということに気づかれると思います。

これは要するにこの新橋停車場が売り払われる前からあった建物と売り払われた後にそこにできた新しい建物の境界がこのようにくっきり今になっても現れているというわけです。

googleストリートビュー

旧新橋停車場
このように左と右でビルの高さや新しさが全然違う。
左側は旧新橋停車場であった敷地で売り払われた後に建てられた比較的新しいビルが並ぶ

さてこのオフィス用地の一角に旧新橋停車場所を再現した鉄道資料館があります。それがこちら。

旧新橋停車場
昔の新橋駅を模した博物館

これは日本で最初にできた旧汐留駅を再現したレプリカということで、当時の作りそのままになっているそうです。

ここに当時の0マイル標識もあります。東海道本線の始点ということです。

ところでホームの作りを見てみるとやはり一段高くなっており、 Y 字形に伸びた柱が何本も連なっています。

これはやはり昨日沼津駅で見た構造と同じで、沼津駅はその時代からある古い駅舎だったということを偲ばせます。

再現された日本最初の駅「汐留駅」のプラットホーム
再現された日本最初の駅「汐留駅」のプラットホーム
沼津駅ではY字型の柱が一直線に並ぶのが美しい
沼津駅も同様の構造

私はこのように Y 字形の柱が一直線になっている駅舎の構造を見るのが好きです。 別に建築に詳しいというわけではないのですが単純に美しいと思います。

さてこのプラットホームの隣(旧汐留駅を模した建物)は新橋の鉄道歴史展示館になっています。中は撮影禁止だったので写真は撮っていませんが当時の汐留駅を思わせる展示画像やビデオなどが放映されていました。

我孫子駅 弥生軒子供おすすめ度 ★

次に紹介するのが千葉県の我孫子駅にある有名な唐揚げそば。

ここは鉄道マニアの間ではあまりにも有名で是非一度食べてみたいと思っていた場所です。作家の山下清さんもこの店で働いていたとのことでそちらの方でも有名ですね。

お店の名前はやよい軒。駅のプラットホーム上にある立ち食いそばのお店です。

迷わず注文したのは唐揚げそば2個入り。

我孫子駅 唐揚げそば
我孫子駅名物のから揚げそば。これで600円は安い!

想像を遥かに越えていくような大きさの唐揚げがドンドンと2つ乗っています。かなり完食するには苦労しましたが美味しく頂くことができました。

最近はこの唐揚げの持ち帰りを始めたそうです。

東京駅(KITTE屋上庭園) 子供おすすめ度 ★★

さて次に紹介するのが東京駅。

東京駅と言っても隣にあるKITTEのテラスからの眺めがおすすめです。

ここは東京駅を横から見渡すような恰好で立地している建物。テラスからは東京駅を行き来する電車や新幹線が数多く見られます。電車好きのお子様にもおすすめのスポットです。

時刻表片手に入ってくる列車を予測しながら見るのも楽しそうです。

私は夜に訪れましたが、夜はこのように美しい東京駅の夜景も楽しむことができます。

※テラスは身を乗り出しての撮影は禁止になっていますので写真を撮る際はご注意ください。

KITTE丸の内から眺める東京駅の夜景
KITTE丸の内から眺める東京駅の夜景
東京駅 夜景
東京駅を行き来する列車を眺めることができる。これは常磐線の特急ひたり(ときわ)に使用されるE657系。奥に見える緑の列車は東北新幹線のE5系。

旧万世橋 子供おすすめ度 ★★★

続いて紹介するのは旧万世橋駅です。

この万世橋駅というのは昔まで中央線の始点の駅となっていました。 立地としては現在の御茶ノ水駅と秋葉原駅の間にあります。

この旧万世橋駅ですか当時のプラットホームが再現された構造になっており、そこでは食事をしたり、鉄道の行き来する風景をガラス貼りの空間の中から見たりすることができます。

中央線の線路がちょうど上下で分かれて左右を通っていくような構造になっており、鉄道好きのお子様などを連れていくと喜ばれるのではないでしょうか。

子供連れも多く見られ人気の鉄道スポットとなっているみたいです。

ここで忘れずに見て頂きたいのは奥を走る上野東京ラインの線路。すごい急勾配を登っていくような線路配置になっており、東京のど真ん中でも山岳路線さながらの様相です。

俺は神田峠とも呼ばれるところで勾配は34.25‰(パーミル)となっています。(パーミルとは1000分の1で、1000m走ると34.25m標高が上がるということ。自動車からしたら大したことない勾配だが、鉄道からしたらかなりの急こう配となる)

下から東北新幹線の線路が出てきてしまうため、それを避けるようにした結果このような急勾配になったとのことです。

ちなみに鉄道の勾配と言うと20パーミルを越えれば急勾配に分類され、34.25パーミルとなるとかなりのものです。ちなみに、小田原駅から箱根に向かうロマンスカーの急勾配が40パーミルです。

前を山手線が走っているが、奥に見える坂になっているのが上野東京ラインの線路(34.25‰)
壁には戦時中に鉄道利用の自粛を促したこのような手書きのポスターなども残されています。

ちなみにここから御茶ノ水駅へ少し歩いたところに昌平橋という橋がかかっています。

ここからは中央線、総武線、さらに奥に東京メトロ丸ノ内線の電車が見ることができ、ここもちょっとした鉄道スポットになっています。 3つの線路にそれぞれ電車が通っている風景を見られるのは相当貴重なことで見ると良い事があるとか?

昌平橋からの眺め。この写真では上の黄色い総武線、奥に赤い丸の内線が写っているから3ビンゴまでリーチといったところ。このような景色はすぐに見れるので3揃いも難しくないんじゃないか?と思うが、これが結構難しい

有楽町交通会館 子供おすすめ度 ★★★

最後に紹介するのは有楽町にある交通会館。

ここの3階のテラスは新幹線の線路と高さがちょうど同じくらいになっています。

つまり東京駅を行き来する東海道新幹線とちょうど目線の高さが同じです。

道一本挟んで新幹線をこれほど間近に見れる場所も少ないのではないでしょうか。

東京駅を出入りしているだけあって速度はそれほど出ていませんが、ゆっくりと新幹線のかっこいい姿を眺めることができます。

ここも新幹線好きの親子や子供鉄道マニアに人気のスポットです。

交通会館の中は食事できるところやお土産スペースなども多数用意されていますから、子供連れにもオススメな鉄道スポットです。

最近はテレビ東京がYouTube限定?で配信している「鉄オタのぞみ 50キロ」というドラマにも取り上げられていました。

 

 

 

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