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大阪と名古屋を最安で移動できる交通手段を考える!(最安交通手段シリーズ②)

このページを読むとわかること

大阪-名古屋は近鉄の乗り放題きっぷを使うと安く移動できる!

旅行好きの鉄道マニアのみならず、どこからどこまで最も安く行ける手段は何だろうかと考えたことがある人は多いはず。

今回は関西から名古屋に行くのに最も安い手段について考えてみました。

 

関西というのは簡単のためにわかりやすく大阪駅ということにして「大阪駅から名古屋駅」までの最安の運賃について考えてみましょう。

新幹線 所要時間 1h 交通費 5,940円

新幹線

まずは大阪から名古屋のメインの移動手段と考えられる新幹線について見てみましょう。

大阪駅から新幹線は出ていませんから新幹線を利用する場合はJRの在来線で1駅京都側に移動し、新大阪駅から新幹線に乗車することになります。

この場合大阪から新大阪を経由して名古屋までの乗車券が3,410円、新幹線特急券が自由席利用で2,530円ですから合計5,940円が移動にかかる交通費となります。

時間は新大阪での乗り継ぎ時間にも左右されますが1時間ちょっとで着くようです。

新幹線だけの所要時間ですと、最速の新幹線のぞみ号利用した場合が所要時間は50分程度となっています(途中の停車駅は京都のみ)。

新幹線(のぞみ利用)
所要時間 1h 交通費 5,940円

ちなみに、絶対覚えておいて欲しいのですが、新大阪から新幹線に乗り換える場合は新大阪までの切符を買うよりも最寄り駅から新大阪経由の切符を買った方が安いです。

つまり、乗車券部分に関しては大阪-新大阪間のきっぷと新幹線のきっぷを分割して買うのではなく、大阪-新大阪(経由)-名古屋のきっぷを一括で買った方が良いということです。

大阪駅から名古屋駅までの乗車券は先ほど書いたように3,410円です。

ここで仮に一旦大阪駅から新大阪駅までの乗車券160円を交通系ICなどで支払い、さらに新大阪-名古屋間の乗車券を購入したとします。

すると大阪から新大阪までの乗車券160円に加算して新大阪から博多までの乗車券3,410円がかかります(合計3,570円)。

つまり、大阪-新大阪の運賃3,570-3,410=160円を余分に支払う必要が生じるのです。

これはJRの切符は長い距離買えば買うほど1kmあたりの運賃が安くなるというルールがあるためです。

新大阪から名古屋までの営業キロは186.6㎞なのですが、ここに新大阪-大阪間の3キロを加算したとしても同じ運賃体系になっているのです。

なので新大阪から新幹線に乗り換える場合は最寄駅から新幹線の到着駅までの乗車券を一括で購入するようにしましょう。

JR西日本きっぷのルールより

ぷらっとこだま 所要時間 ~1.5h 交通費 4,660円

大阪から東京まで移動する際の最安の交通手段を考えたこちらの記事でも紹介しましたが、東海道新幹線にはJR東海が販売する格安切符「ぷらっとこだま」というのが用意されています。

これは新幹線の各駅停車列車に当たるこだま号しか利用できない代わりに安く移動できるという切符です。

これを利用した場合新大阪から名古屋までの切符は4,500円。

これに大阪-新大阪間の乗車券が加算されますから160円を足して4,660円というのが大阪-名古屋間にかかる交通費になります。

(ぷらっとこだまの場合は新幹線だけのきっぷですから、大阪府の場合は新大阪発しか買えず大阪-新大阪間のきっぷは別途購入することになります)

所要時間は1時間10分程度。

途中の停車駅が京都だけののぞみ号の所要時間が50分程度。

大してこだま号は途中で米原、岐阜羽島という駅に停車しますがそれでも15分程度しか変わらないようです。

15分の違いだけで5,940-4,660=1,280円の節約になりますからかなりコストパフォーマンスの良い切符と言えるでしょう。

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新幹線(こだま利用)
所要時間 1時間ちょっと 交通費 4,660円

JR在来線利用 所要時間 ~3.5h 交通費 3,410円

在来線

さてあまりメジャーな移動手段とは言えませんがJRの在来線を利用した場合の所要時間と運賃を見ておきましょう。

ヤフーの乗り換えアプリでの検索結果
JRの在来線だけを利用する場合は3,410円。鶴橋から近鉄に乗れば2,590円で行けるが時間がかかる(3行目)。

 

在来線を利用した場合乗車券は3,410円。所要時間は2時間45分~3時間半程度となっています。

私はこれをYahoo乗り換えアプリで調べていますが、京都-草津-米原-大垣などを経由する東海道本線経由の場合と柘植-亀山などを経由する草津線&関西本線経由の場合とが時間帯によって変わるがわる表示されていました。

そのため出発する前はしっかりと経由駅を確認しておきましょう。

どちらの経路を選択した場合も営業キロが100キロを超えるため有効期間が2日間の切符となります。

途中京都などで観光しながらのんびり名古屋に2日かけて向かうのも良いでしょう。 

JR在来線利用
所要時間 ~3.5h 交通費 3,410円

青春18きっぷ利用 所要時間 ~3.5h 交通費 2,410円(換算)

さてJRの在来線移動といえば青春18きっぷが挙げられます。

これは期間内の5日間が12,500円でJRの在来線が乗り放題となる切符です。1日当たりに換算すると2,410円。

1日で名古屋まで移動してしまう場合は2,410円で交通費が住むという計算になります。

しかし購入する際は5枚綴りでしか販売されていないため購入には12,500円がかかります。

余った場合は金券ショップやオークションなので売ればいいのですが、やはり使用済みの切符は元が取れるほど高値で取引されることは少ないようです。

なので5日間使い切る予定がある場合は青春18きっぷも有効な手段となりますが、それ以外はなかなか使い時が難しい切符となります。

また、大阪-名古屋を1日で往復する場合は良いですが(2,410円で済む)、複数日かけて往復する場合は2,410円×2日=4,820円となることにも注意しましょう。

青春18きっぷ利用
所要時間 3.5h 交通費 2,410円(換算)

近鉄利用

かもめ
大阪-名古屋の移動は圧倒的に近鉄が便利です!

特急列車を使わない場合 所要時間 4h 交通費 2,590円

近鉄電車

大阪から名古屋を結ぶ鉄道会社としてJR以外に近鉄が挙げられます。

大阪駅から近鉄電車は発着していないため乗車するとしたら環状線で移動して鶴橋駅から乗車することになるでしょう。

特急列車を使わない場合鶴橋から近鉄名古屋までの所要時間は3時間半程度運賃は2,410円です。

これに大阪駅から鶴橋駅までの環状線の運賃180円を足して、2,590円が移動にかかる交通費となります。所要時間は4時間見ていれば大丈夫でしょう。

近鉄利用(特急を使わない)
所要時間 3.5h 交通費 2,410円(換算)

特急列車を使う場合 所要時間 2.5h~3.0h 交通費 4,340円 or 4,540円(ひのとり利用) 

近鉄特急ひのとり
近鉄特急ひのとり

大阪と名古屋を結ぶ近鉄特急には甲特急と乙特急があります。

甲特急が速い特急(停車駅が少ない)、乙特急が遅い特急(停車駅が多い)と考えてください。

甲特急は鶴橋-名古屋間を2時間程度で結び乙特急は2時間半程度となります。 

乙近鉄特急を利用する場合運賃2,410円に追加して特急料金1,930円が必要となります。合計4,340円。

所要時間は近鉄の所要時間2時間半に鶴橋での乗り換え時間を含めて、3時間程度となるでしょう。

甲特急を利用する際は注意が必要です。

2021年11月現在近鉄の名阪甲の甲特急は全て特急ひのとりに統一されています。ひのとりはひのとり特別車両券というものが必要でレギュラー車両の場合ここに追加200円、プレミアム車両の場合は900円が必要となります。

レギュラー車両に乗車した場合を考えると運賃2,410円に特急料金1,930円さらにひのとり特別車両券200円を加算して合計4,540円が交通費となります。

甲特急は鶴橋ー名古屋間を2時間程度で結ぶため所要時間は2時間半程度となります。

近鉄利用(特急を使う)
所要時間 ~3h 交通費 4,500円程度

近鉄フリーパス利用 所要時間 4h 交通費 1,000~1,500円(特急券除く)

近鉄には近鉄週末フリーパスという素晴らしいきっぷがあります。

これは金土日、もしくは土日月限定で販売されるきっぷで連続する3日間近鉄電車が4200円で乗り放題となる切符です。

ただし特急電車に乗車する際は別途特急券の追加購入が必要です。

3日間で大阪名古屋間を往復する際はこの切符が最安になるものと思われます。というのも特急列車を利用しない場合1日あたり1400円で大阪名古屋を移動できるからです。

途中の2日目(中日)を全く利用せずに捨てたとしても金曜日に大阪-名古屋を移動して月曜日に名古屋から大阪まで帰ってきた場合往復4,200円だけで交通費が済んでしまうことになります。

ここに特急券を追加購入した場合は片道約2,000円が加算されるため往復8,200円で大阪-名古屋を移動できることになります。

もし3日以内で大阪-名古屋往復することが決まっている場合は最もおすすめしたい交通手段です。

「近鉄週末フリーパス」なら、土日を含む連続3日間、近鉄全線が乗り放題!伊勢志摩、奈良、吉野、大阪、名古屋、京都を走る近鉄…

さらに2021年11月現在この近鉄週末フリーパスをアップグレードした「近鉄電車で3日間フリー切符」というものが発売されています。

これは連続した3日間近鉄が乗り放題になることは変わりませんが料金が3,000円にアップグレードされています。つまり1日あたり1,000円です。

特急電車を利用しない場合は1,000円で大阪名古屋間を移動できてしまう為最安と思われます。

近鉄フリーパス利用
所要時間 4h 交通費 1,000円~1,500円
かもめ
この近鉄の乗り放題系のきっぷを使うのが最安だと思います。

高速バス 所要時間 3.5h 交通費 2,000円

最後に高速バスを見ておきましょう。

2021年12月ベースに値段を確認すると大体2,000円前後で移動できるようです。大阪駅梅田からの所要時間は3時間半程度となっています。

2021年12月の高速バス料金カレンダー

高速バス
所要時間 3.5h 交通費 2,000円

まとめ

これまで新幹線、JR在来線、近鉄、高速バスと比較してきましたが情報を整理してみましょう。

また1時間あたりにかかる運賃を計算しそれを運賃のコストパフォーマンスとして見てみます。

時間あたりで考えると近鉄の乗り放題乗車券が最も安いですね。

2022年の3月まではフリー切符が販売されているのでこれなら1日あたり1,000円で乗り放題です。

全体的に表を見渡してもやはり大阪-名古屋の移動は近鉄が強いなという印象を受けました。

ぜひこの記事を参考に、大阪-東京の格安移動にお役立てください。

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