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日本神話の聖地を巡る(那智の滝・熊野那智大社) 青春18きっぷ南紀の旅3日目(紀伊田辺ー紀伊勝浦)

こんにちは、かもめ(@kamomeNo3885)です。

青春18きっぷで行く南紀の旅3日目は紀伊勝浦駅から出発です。

紀伊勝浦駅から那智の滝へ

紀伊勝浦駅
紀伊勝浦駅

今日はまず朝一番6時45分に紀伊勝浦駅前を出発するバスに乗車し、熊野那智大社に行きたいと思います。

今日は幸いにもこのような晴天です。

バスに乗車し那智山というバス停を目指します。途中紀伊勝浦駅から新宮駅方面に2駅入ったところにある那智大社の最寄り駅「那智駅」を通過します。

那智駅
那智駅

JR紀勢本線の那智駅はこのように熊野那智大社を模したような立派な駅舎になっています。しかし、特急が停車するのは私が出発した紀伊勝浦駅であり那智駅には特急は停車しないようです。列車も普通列車が1時間に1本程度しか停車しない駅なので熊野那智大社に行く際は紀伊勝浦駅を利用した方が便利でしょう。

紀伊勝浦駅から終点の那智山停留所まではバスで45分程度で到着します。

熊野那智大社前の参道
熊野那智大社前の参道

この後、那智山停留所から参道の階段を永遠に上りつつ那智大社を目指します。この日は8月10日。いくら午前8時前とはいえ夏の日差しが照り返しこの長い階段はかなり体にこたえるものでした。紀伊勝浦駅のコインロッカーに荷物を置き身軽で出発したのが正解でした。

さて長い階段を上って熊野那智大社に到着。神社特有のオレンジになられた柱や鳥居がとても綺麗な場所です。

熊野那智大社
熊野那智大社

熊野那智大社

 

ここで熊野那智大社について簡単に紹介しておきましょう。

神武東征の神話はご存知でしょうか?

日本の初代天皇ですね。しかし、神話の世界の天皇で125歳くらいまで生きたとされているので、実在したかどうかはかなり怪しいです。

神武天皇は天皇となる前は「神日本磐余彦命(かむやまといわれひこのみこと)」と言われていました。

神日本磐余彦命は天孫降臨の地である宮崎県の高千穂にお生まれになり、その少し北に行ったところの海岸「美々津港」から日本を治めるために出向されます。美々津を出航した後に最終的には奈良県に都を開かれるのですが、その際に本州に上陸した家がここ和歌山県です。具体的には和歌山県のこの後に訪れる新宮市のあたりに上陸したとされています。

新宮市に上陸した際に3本足の八咫烏(ヤタガラス)の案内によって紀伊山地を掻き分け現在の奈良県に入られます。その後奈良県の橿原市に「ここが日本の中心だ」判断して都を建てられる。というのが神武東征の神話です。すなわちここ熊野那智大社は神武天皇が本州に上陸された土地であり八咫烏を祀る神社でもあります。

当社は神日本磐余彦命(かむやまといわれひこのみこと)の御東征を起源としています。

西暦紀元前662年、神日本磐余彦命の一行は丹敷浦(にしきうら)(現在の那智の浜)に上陸されました。
一行が光り輝く山を見つけ、その山を目指し進んで行ったところ、那智御瀧を探りあてられ、その御瀧を大己貴命(おおなむちのみこと)の現れたる御神体としてお祀りされました。
神日本磐余彦命の一行は天照大神より使わされた八咫烏の先導により無事、大和の橿原の地へお入りになられ、西暦紀元前660年2月11日に初代天皇、神武天皇として即位されました。
先導の役目を終えた八咫烏は熊野の地へ戻り、現在は石に姿を変えて休んでいるといわれています。(烏石)

その後、熊野の神々が光ヶ峯に降臨され、御滝本にお祀りしておりましたが、仁徳天皇5年(317年)、山の中腹にあらためて社殿を設け、熊野の神々・御瀧の神様をお遷し申し上げました。
これが熊野那智大社の始まりとされております。

那智の御瀧は熊野那智大社の別宮、飛瀧神社の御神体としてお祀り申し上げています。

御由緒|熊野那智大社 より

熊野那智大社の参拝に話を戻しましょう。

境内にはこのように3本足のヤタガラスの銅像も飾ってあります。

熊野那智大社の八咫烏

ここから少し先に行くと那智の滝眺められる高台があります。よく那智の大滝の写真というとこの風景が挙げられていますがここから撮ったものなのですね。

那智の滝
那智の滝

私はバスに乗車した際に終点の那智山というバス停で下車しましたが、那智山の一つ手前のバス停が那智の滝前というバス停です。

ここはまさに那智の滝の目の前のバス停ですが、私は主演の那智山で下車したためバス停1つ分山を下ることになります。那智山から那智の滝までは下り坂なので簡単ですが、那智の滝前のバス停で降りてしまうと熊野那智大社まで延々と坂道や階段を上っていくハメになります。そのため終点の那智山のバス停で降りることをお勧めします。

那智の滝目指して下山中

このような山の山道を下って行きついたのがこの那智の滝の前です。

那智の滝

普通はこの位置からしか滝を見ることができないのですが、300円払うとさらに滝の近くまで行くことができます。さらに、滝の水は延命水と言われて飲むと寿命が延びるのだとか。

300円払うとここまで近づくことができます

前日が台風で雨が降っていたということもあり、私はよく写真で見る那智の滝よりも水量が多いように感じました。

さて那智滝の前でお守りやお土産などを、買い帰りは那智の滝前のバス停からもう一度紀伊勝浦駅まで戻ります。

マグロ水揚げ量日本一「紀伊勝浦漁港」

紀伊勝浦駅に戻ってきてから次の新宮行きの普通列車まで40分程度あります。

幸い天気も良かったのでまたもう少し紀伊勝浦駅の周辺を散歩してみることにしました。

漁港にはレストランや食事処が併設してありマグロが食べれるとのことだったのですが、この日はお盆のためかどこも閉まっていました。マグロを再度食べる事は叶いませした。

しかしながら真夏の太陽とこのように青い空と青い海の紀伊勝浦漁港、とても美しいです。ここから日本一の量のマグロが水揚げされるのですね。

次は新宮の熊野速玉大社へ

さて普通列車に乗車し新宮駅を目指します。

紀伊勝浦駅の跨線橋は熊野那智大社の最寄り駅とのことでこのように神社っぽい内装になっています。

紀伊勝浦駅の跨線橋

紀伊勝浦駅から新宮駅までは普通列車で20分程度。

特急列車であればわずか1駅で到着することができます。紀伊勝浦駅と新宮駅の間は紀勢本線でも特に眺めが美しい区間です。

先ほど紹介した那智駅の裏はこのような砂浜になっており、とても美しい光景を眺めることができます。

那智駅の後ろは絶景ポイント

 

さらに新宮駅到着前もこのようにずっと砂浜に沿って列車が走ります。まさにシャッターポイントでしょう。

新宮駅から熊野速玉大社へ

さて新宮駅に到着。

ここから歩いて20分ほどのところにある熊野速玉大社を目指します。

あまりにも暑すぎてへばってしまったためローソンに避難。

アイスを食べて元気を取り戻します。

 

新宮駅から歩いて20分程度で熊野速玉大社に到着です。

ここも熊野那智大社と同様に神社特有のオレンジの建築物が美しい神社です。

 

主祭神は熊野速玉大神くまのはやたまのおおかみ(伊弉諾尊:いざなぎのみこと)・熊野夫須美大神くまのふすみのおおかみ(伊弉冊尊いざなみのみこと)とされています。

熊野速玉大神は、生命の根源である水の動きを神格化したものと考えられているそうです。

 

新宮駅では熊野速玉大社の参拝と昼食の時間も兼ねて3時間ほど時間を取ってあります。と言っても3時間後まで普通列車がないだけなのですが…

そのため新宮駅の駅前の寿司屋さんでこの地方の名物の「さんま寿司」を購入します。

このさんま寿司も酢飯のお酢の味が非常に効いててとても美味しかったです。

 

新宮駅の駅前の踏切でパンダくろしおが引き上げ線に引き上げていく様子を撮影することができました。

紀勢本線が電化されている区間はこの新宮駅まで。そのため新大阪方面から来る特急くろしおの終点はこの新宮駅となっています。特急くろしおは電車なので新宮駅までしか走れないのです。しかしながら、新宮駅の少し名古屋側まで電化されており特急くろしおはその電化されたわずかな区間の引き上げ線を使って新宮駅に言うUターンすることになっています。

なお、この新宮駅でJR東海とJR西日本が分かれます。

そのためJR西日本が管轄する特急くろしお号の終点駅はこの新宮駅となっているということもできます。

反対にJR東海側の特急列車は特急南紀号で、南紀に関しては新宮駅で折り返すことなくもうひとつ和歌山・大阪川の今日出発した紀伊勝浦駅まで足を伸ばします。

つまり、南紀号は気動車なのですが、新宮-紀伊勝浦間は電線を通った区間を気動車として走ることになります。さらに紀伊勝浦-新宮間はJR東海とJR西日本の二つの特急が走ることになります。

JR東海の紀勢本線の特急南紀号。パンタグラフや上に架線がないことからわかるようにディーゼルで走る気動車

新宮駅から普通列車を乗り継いで名古屋へ

さて新宮駅から普通列車に乗車しまずは1つの運行の拠点となっている紀伊長島駅を目指します。

紀伊長島駅までは途中日本で一番雨が降ることで有名な尾鷲市(尾鷲駅)を経由します。

また熊野市から尾鷲間はずっと紀勢本線は海沿いを走っており1つの入江に1つの街1つの駅といったような様相でとても雰囲気の良いところです。

熊野市-尾鷲間は1つの入り江に1つの駅、集落という感じ。
熊野市-尾鷲間は技術が発達した時代に通された区間であるため山にどんどんトンネルを掘ってブチ抜いて走っていく。海の車窓がきれいに見えるかと思いきやトンネルの多い区間なのであまり車窓は期待できない。 しかしながら、時折このような素晴らしい太平洋の景色を眺めることができる。

さて列車は紀伊長島駅に到着。

ここで1時間を潰しさらに紀伊長島駅から多気駅まで再度乗車します。多気駅でも40分程度の待ち時間がありました。

外はかなりの炎天下。紀伊長島駅にはエアコンのついた待合室も整備されていないので紀伊長島駅の1時間待ち多気駅の40分待ちはかなり体に堪えます。

そのため紀伊長島駅から特急南紀号に課金してもよかったのですが南紀号は本数が少ないため残念ながら乗車することが叶いませんでした。特急を使ってでも最速で今日の宿泊地である名古屋に行くまでにはこのように普通列車を乗り継いで行った方が早いことになっていました。

多気駅は紀勢本線と参宮線が合流する主要な駅であり、特急も停車する運行の拠点となる駅である。しかし、周囲はこのようにのどかな風景が広がる。
多気駅から乗車する快速みえ号

しかし多気駅からは通過駅もとても多くかなりのスピードで飛ばしてくれる快速みえ号に乗車することができます。この快速みえ号気動車なのですがかなりのスピードで走ることができます。大体時速100キロ以上は出ていたでしょうか。

通過駅の数もかなり多く駅通過割合で言うと新快速よりも上に来るそうです。多気駅からの停車駅は松阪、四日市、鈴鹿、津、桑名、名古屋です。

多気駅からは一時間半程度で名古屋に到着。今日は名古屋駅近くのホテルで一泊して明日は名古屋を走るおもしろ列車に乗車したいと考えています。

それではここまで読んでいただきありがとうございました。

熊野速玉大社 那智の滝
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