みなさん、ごきげんよう。
かもめ(@kamomeNo3885)です。
今日は新潟駅に来ています。
昨日のうちに夜行バスで新潟県に入り、ほくほく線やら上越線やらに乗り鉄してから新潟駅前のアパホテルに一泊したのでした。
アパホテルって久しぶりに泊まりましたが、結構いいですね。いつも1泊3,000円とかのネットカフェとか地のホテルに泊まっている私からしたら1泊6,000円は高給の部類に入りますが、それでもアパホテルの中では安い方ではないでしょうか。
しかし、このアパホテル、デカすぎぃ!!!
えちごツーデイパスとかいう神のようなきっぷ
さて、今回使っているきっぷはえちごツーデイパス。
これは2日間2,740円で下記の区間の列車に乗り放題となり、しかもJRだけではなく、北越急行ほくほく線やえちごトキめき鉄道も含みます。
さらに特急券を別途購入すれば新幹線や特急列車にも乗車可能!
これはハンパなく安いです!オススメのきっぷ!
ってかもっと早く知りたかった…
ちなみに、青春18きっぷは1日約2,500円で新幹線や在来線特急は利用不可です。その代わり日本全国行けるという強みがありますが。
しかし、新潟県はとても大きい。
2日で新潟県を全部回るなど不可能でしょう。新潟県を隅々まで観光するならこのきっぷ一択です!
まずは新津鉄道資料館へ
まずは鉄オタらしく新津の鉄道資料館に向かいます。
ここでは昔新潟を走っていた貴重な鉄道車両が多く展示されているそうです。
とはいえ、私が新潟を訪れるのは今回が2回目くらいで、ほとんど新潟に関しては無知なのでどこまで楽しめるかは謎ですが…
中の展示関しては昔の駅名表や行き先看板、さらには38豪雪(昭和38年の豪雪)の際の記録などが展示してありました。
3時間くらい時間を見ていましたが、そこまで大きな博物館でもないので1.5時間もあれば十分でした。
特急しらゆきで上越妙高へ
さて、ここからは特急しらゆきで上越妙高に向かいます。
特急券を買い足すだけで特急にも乗れるんですからかなり便利です。
向かうは燕温泉。
ちごトキめき鉄道の関山という駅からバスで向かいます。
上越妙高から先は経営分離された第三セクターのえちごトキめき鉄道が運行しているのですが、その区間までもしっかりこのきっぷのフリーエリアに含まれています!
新潟県内は満遍なく全部エリア内になるようで長野県との県境の駅である妙高高原までフリーエリア内です。
さて、関山駅からのバスは1日に7本。
できるだけ急ごうと思いましたが、どうやら最終便にしか間に合わないようです。
まあ、そんなことはしらゆきに乗り前からわかっていて、別に特急に乗らずとも間に合う時刻だったのですが、特急乗れるなら無駄にお金払ってでも特急に乗りたいと思うのが乗り鉄の性。
そんなことしたもんだから、上越妙高駅で2時間くらい時間が空いてしまいました。
駅前のコメダ珈琲でしばらく休憩。
上越妙高駅前のコメダ珈琲で時間を潰して、後続の列車で関山駅へ。
(関山駅からの最新の時刻表はここからご確認ください。関・燕温泉線をご覧ください。)
燕温泉は神!
さて、到着しました燕温泉!
関山駅は標高300mほどですが、燕温泉は標高1,100mあるそうです。
バスの乗車時間は30分ほどでしたが、ハイエースがバスなので普通のバスとは進む距離が違います。
ぐんぐん上ってきて、ここには4月の末だというのに雪がかなり残っています。夜には気温も一桁になるようです。かなり寒い。
ここから少し上がったところに黄金の湯という素晴らしい温泉があります。
一応協力金と言う名目で寄付を募っているようですが、入浴料はタダ!素晴らしい温泉です。
もう少しで日が暮れそうだったので、旅館にチェックインする前に向かったのですが、先客がいたので断念。
まあ、明日の朝イチで人の居ない時間帯に向かいましょう。
翌朝、日の出と同時に向かいました。
目の前の山は妙高山でしょうか。
4月の末だというのに雪見露天風呂。最高です。
この燕温泉はかなり硫黄の匂いの強い温泉です。
お湯から上がった後はしばらく身体から硫黄の匂いがします。というか、その日はずっと硫黄の匂いがしました。
来ていた服に関しては選択しても2回目の選択くらいまでは硫黄臭が残っていました。
この点は注意した方が良さそうです。
湯の花の量も大量。お湯の中には大量の湯の花が舞っています。
しかし、見てください。このにごり湯の綺麗さ。エメラルドブルーと言った感じです。
私は普段は温泉にはあまり興味がないのですがYouTubeで紹介されているのをたまたま発見して、「ここは行きたい!」と思ってはるばるやってきたのでした。
近くは妙高山の登山口になっているようで、妙高山から降りてきた人がこの温泉に浸かって疲れを癒して帰る。という使われ方もされているようです。
なお、この黄金の湯は男女別なのでご安心を。
協力金はとりあえず1,000円お支払いしておきました。
なお、燕温泉にはもう1つタダで入れる露天風呂「河原の湯」というのがありますが、そこは2022年の大雪の影響で橋のワイヤーが切れてしまい、2023年4月現在、通行止めとなっているようです。
今回のお宿の紹介「燕温泉 花文」
今日泊る宿は燕温泉の花文さん。
素泊まりで1泊5,000円しませんでした。破格!(旅行支援の割引込み)
お部屋はこんな感じ。
新館もあるようで、泊る際に新館は古い方か選べましたが、古いのが好きなので迷わず古い方を選択。
雰囲気のある温泉旅館のお部屋と言った感じです。
Wi-Fiはフロントでしか使えませんが、デジタルデトックスということで。(電波は普通に通じます)
フロントでコーヒーが飲み放題というのが嬉しかったです。
お風呂も当然、先ほど紹介した黄金の湯の源泉かけ流し。
風呂場に入った瞬間に強烈な硫黄臭がしますが、これも温泉の醍醐味ですね。
なお、女湯の方だけに露天風呂があり、朝7~9時だけ男女逆転するようです。
私がお邪魔した際は貸し切りだったので、ここでも周りに配慮しつつ写真を撮らせてもらいました。
雪深すぎるので冬の間はこの露天風呂は休止するそうですが、秋の紅葉の時期にきたら最高でしょうね。
目の前は妙高山の渓谷です。
さて、10時前のバスでまた関山駅まで下ります。
関山駅と燕温泉までのバスの運賃は500円!市営バスなので補助金が入っているのでしょうが、確実に赤字でしょうね。
私が乗って来た時も私の他に1名だけの乗車。帰りは私だけでした。
帰りに運転手さんといろいろ話したのですが、やはり毎日空気輸送とのこと。
なかなか観光客が増えないと仰っていましたが、登録者数100万人声のYouTuberが紹介したからこれから増えますよ!と言っておきました。
上越妙高まで新幹線で来て、そこから関山駅まで、そこから30分間バス。なのでそこまでアクセスは悪いと思わないんですがね…
これでも十分悪いんでしょうか?私の感覚がバグってるだけ?
と思ったら、東京方面からだと当然ながら長野で降りた方が近いですね。
ただ、バスの本数が少ないからそこがネックかな…
とても良い感じの静かな秘境温泉なのでオススメです!