英文法② 英語の受動態のbyは省略される?受動態が適する場面って?

このページを読むとわかる事

・英語の受動態(受け身)の攻略法を解説!

・受動態のbyが省略されるのはby以降が重要な意味を持たないとき

・主語がわかりきっている文章(論文、日記など)では受動態が好まれる

まずは受動態とはなにか復習!

受動態は「主語は(が)~される」という意味になる文のことで、英語で言うと
主語(S)+be動詞+過去分詞
の形で表される文法の形態です。
受け身ともいわれますが、ここでは受動態と統一して呼ぶことにします。
反対に「主語は(が)~する」という意味の分は受動態に対して、能動態と呼びます。

受動態の作り方

まずは受動態の作り方について学びましょう。
先程も書いたように受動態は「be動詞+過去分詞」の形で成り立ちます。
最もわかりやすい例としては第3文型を用いた受動態です。
第3文型はSVOで成り立ち、「SはOをVする」と訳しますよね。
これをむりやり受動態っぽく表してみると「O is V(過去分詞) by S」という形になり、「OはSによってVされる」という意味になります。目的語Oと主語Sの順番が入れ替わり、「〜される」という意味になるのがポイントです。
第3文型の受動態のポイント
能動態の第3文型は S+V+Oで「SはOをVする」と訳す。
受動態では「O be動詞 V(過去分詞) by S」となり、「OはSによってVされる」という意味になる。O(目的語)とS(主語)の順番が入れ替わるのがポイント。
S、V、Oだけでは解りにくいと思いますので、簡単な例をあげましょう。
例えば、こちらの文
American speak English.(アメリカ人は英語を話します)
これを受動態にすると
English is spoken by American.(英語はアメリカ人によって話されます)
という形になります。
どちらも本質的には同じ意味ですが、「〜する」「〜される」の関係が反対になるのが受動態です。
受動態 解説

受動態のby以降は省略される事が多い

中学で最初に受動態を習うときは、主語になっていた部分がby〜という形で後ろに来ると習ったと思います。

しかし、実際の受動態ではby以降が省略されることも多いです。では、どのような場面で省略されるのでしょうか?具体例を見ていきましょう。

by以降が一般人や不特定多数である場合

例えばこのような文が当てはまります。

That building was built ten years ago.
(その建物は10年前に建てられた)

この文の主役はthe buildingです。

そして、この文の主な目的はthe buildingが10年前に建てられたことを示すことであり、誰によって建てられたか?は大して重要ではありません。

 

また、無理やり

The building was built ten years ago by them.

と言うこともできますが、ここの彼ら(them)は一般人、もしくはどこの誰かもわからない不特定多数であり、情報密度が低いです。

このような場合by以降は省略してもよい、いや、省略するべきです。これは文が不必要に長くなるのを防ぐ役割もあります。

受動態のbyを省略するポイント

by以降が不特定多数の場合は省略する

by以降の情報が大して重要でないものは省略する

by以降がわかりきっている場合

この前のポイントで「by以降の情報が大して重要でないものは省略すと書きましたが、これに関連してby以降がわかりきっていて、わざわざ言及する必要がない場合も省略されます。

例えばこちらの

They speak English in America.

を受動態にした文

English is spoken in America by American.

のby Americanの部分は省略するべきでしょう。

これは能動態の文で主語だったTheyを無理やりby以降に持ってきた形ですが、「アメリカで英語を話すのはアメリカ人だ」というわかりきった事実をわざわざ強調して言及する必要もないからです。

受動態のbyを省略するポイント
by以降がわかりきっている場合も省略される

実際に受動態はどんな場面で使われるの?

ここまで受動態の文法的なことについて解説してきましたが、実際に受動態はどのような場面で使われるのでしょうか?

受け手側が強調したい時

例えば、以下のような文ではby以降は省略するべきです。建物を建てたのは大工さん(carpenters)であることをいちいち言及する必要はないですからね。

The building was built by carpenters. (その建物は大工さんによって建てられた)

しかし、次のような分の場合はどうでしょう?

Osaka castle was build by Hideyoshi Toyotomi.  (大阪城は豊臣秀吉によって建てられた)

この文の場合は、お城が建てられたという事を言いたいのではなく、そのお城が秀吉によって建てられたということを言いたい文ですよね。なので、by以降がないとはじまりません。

また、先ほど「受動態のby以降は重要な意味がない場合は省略される」と書きましたが、裏を返せば重要な事しかないということです。すなわち、by以降の部分は話し手が重要で伝えたいと思っている事が書かれます。by以降は強調表現になるのです。

したがって、「大阪城は秀吉によって建てられたんだ!」ということが言いたい場合、

Hideyoshi built Osaka castle. (秀吉は大阪城を建てた)

よりも

Osaka castle was built by Hideyoshi. (大阪城は秀吉によって建てられた)

といった表現の方が好まれます。

受動態を用いる場面
by以降が強調したいときは好んで受動態が用いられる

主語がわかりきっているとき

主語がわかりきっているときも受動態が好んで用いられます。
しかし、この場合はby以降を省略するのがポイントです。
わかりやすいところでいうと、日記。
主語はほとんどが「I(私は)」ですよね。全部の文に、I…、I…、I…、と書いていては不格好ですし何よりめんどくさいです。
そのため、日記のような書き物の場合は受動態が積極的に用いられ、その分by以降が省略されます。
さらに、科学系のの論文の場合も受動態が多いです。これも実験者は研究グループ(IもしくはWe)だとわかりきっているからです。
 I investigated this phenomenon as I increased the frequency.
This phenomenon was investigated as the frequency was increased.
どちらも「周波数を上げながらこの現象を調査した」という意味ですが、受動態を用いて「I」を省略した形の方が好まれます。
ちなみに、asは接続詞で「~しながら」という意味があるので覚えておくと便利ですよ!
さらに、ちなみに、ちなみに、科学系の実験論文ではすでに実験し終わった結果について書くので過去形で書かれるのが一般的です。
このように受動態は使うべき場面がある程度決まっています。
能動態と受動態のどちらで言えばいいか迷ったときは、ぜひ参考にしてみてください。英会話やメールの中で自然に受動態使えればレベルアップ間違いないです!
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